市民活動のひろば
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和の香りシリーズ:trans-アサロン(ショウブ(サトイモ科))
和の香りシリーズ:クマリン(さくら)
和の香りシリーズ:ペリルアルデヒド(青じそ)

前の例示は非常に身近にある最も基本的な例ですが、他にもリスクコミュニケーションを活用するシーンはたくさんあります。それらの例を以下の表に示します。

不安の内容 不安の原因 解決方法
住民は近隣の工場からどのような化学物質が排出されているのかがわからない。そのため、健康への影響が心配だ。 工場が化学物質の使用・排出に関する情報を開示しない。
住民に化学物質に対するネガティブな固定観念がある。また、工場が情報を開示したとしても、住民側もその情報を読み解くための化学的解釈法を持っていない。
工場は包み隠さず化学物質の使用・排出にかかる実態に加えて、使用・排出している化学物質のリスクに関しての理解を図るための説明を住民に対して行う。
住民は工場からの開示情報を読み解く方法を学ぶとともに、工場の説明の妥当性について確認するためにJPCCNでの学習活動を行う。
合成洗剤の安全性には疑問を持っているが、安全説があるうえ、毎日のCMや店舗での販売攻勢に押され、石けんの活用に失敗したこともあり、つい合成洗剤を使ってしまう。 社会(マスメディア・店舗など)が合成洗剤のリスクに関して正しい(十分な)情報を開示しない。
石けんの化学的性質や合成洗剤の毒性に関する認識が不十分である。
社会の動きがあまり期待できそうにない場合は、JPCCN活動に参加することで、石けんや合成洗剤の化学に関する市民ぐるみでの学習の機会を積極的に設ける。
学習活動で意識を確固たるものにしたうえで、社会に対しての働きかけのための活動を可能な範囲で行う。
市販の弁当は得体の知れない食品添加物がたくさん使われているようで、なんとなく不安だ。例えば、ソルビン酸Kという表示が何を意味するのかよくわからないといった状況。不自然な色の漬物が入っているのに、それらしい表示がないのも不安だ。 販売店(製造元)が原材料表示を怠っている(場合によっては食品衛生法違反)。
購入の意思決定に際して、食品添加物に関する化学的判断基準が備わっていない。
JPCCN活動で、ソルビン酸カリウムなど食品添加物について化学的理解を図る機会を設ける。
学習活動で化学的考え方を身につけたうえで、しかるべきアクションを起こす(例えば、表示漏れの疑いがある場合は、販売者との直接対話による原材料表示に関する改善要請、不要な食品添加物を使用しない努力の要請など)

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