生物多様性保全とJPCCN
リスクについて未知の点が多い合成化学物質が今日のように多量に使われることのなかった時代、多くの種類の生きものが暮らす身近な自然環境は、こどもたちの遊び相手や心のふるさととなる美しい自然景観などとして人々に親しまれてきました。しかし、皮肉にもそのような自然環境が必ずしも当たり前ではなくなり、むしろめずらしい存在となってしまった現在になって、生物多様性が損なわれることによる弊害や危機意識に気づくことになったのです。それは、単なる情緒的な問題ではなく、私たち人の健康的な生活に対する警鐘でもあるのです。例えば、化学物質によるものに関しては、以下のような兆候が確認されています。
上記の例は一例にすぎませんが、このような問題を解決すべく、JPCCNでは、市民が知っておくべき化学情報を的確に伝える取り組みを通じて、生物多様性の保全に協力してまいります。

例えば、自然保護活動を手がける団体がJPCCNと連携することにより、自然保護活動に化学物質に関する配慮の視点を加えることによる活動の質の向上が期待できます。こどもに科学の楽しさを伝える活動団体の場合は、JPCCNが考え方の基盤としている「環境」を意識した教材開発もできるでしょう。とくに生物が関する活動では、化学物質の問題は何らかの接点をもっています。これまでは化学物質のことはあまり考えてこなかったという団体や活動家の方なども、ぜひJPCCNとの連携でやってみたいことを思い描いてみてください。

JPCCN関西 神戸事業区 化学情報技術センター
著作権に関する詳細 著作権に関する詳細 日本市民の化学ネットワーク 設立委員会